風水の基本

賃貸の風水は何を見ればいい? 玄関・寝室・水回りの 3 点

公開日著者日和 編集部

賃貸の風水は何を見ればいい? 玄関・寝室・水回りの3点

賃貸の風水は、間取りを変えられない前提で「入居後に変えにくいものから先に見る」のが近道です。具体的には、玄関の方位と、トイレ・浴室・キッチンの方位、そして家の中心との位置関係です。寝室は、ベッドの置き方など入居後に整えられる要素が主なので、後回しで構いません。

部屋探しの段階で、間取り図を見ながら風水を確かめたい人に向けて、見る順番と見方をまとめます。

賃貸の風水で見るべき 3 点は何か

見るのは次の 3 点です。優先度の高い順に並べています。

  1. 玄関:どの方位にあるか
  2. 水回り(トイレ・浴室・キッチン):どの方位にあるか、家の中心にかかっていないか
  3. 寝室:入居後にどこまで整えられるか

1 と 2 は、住んでからでは動かせません。だから、内見や申し込みの前に確かめる価値があります。3 は、家具の位置や寝具で入居後に変えられるので、決め手にしなくて大丈夫です。

玄関は方位ごとにどう見る?

風水では、玄関は外の気を最初に取り込む場所とされ、方位ごとの見方がはっきり分かれています。日和の判定基準では、玄関は次のように読みます。

方位見方理由(風水の読み方)
東大吉朝日が差し込む方位で、活動的な気を取り込むとされます
南東大吉交際や評判に結び付けて読まれる、最も吉とされる方位です
南吉才能や美に関わる方位。水気のある物は置かない読み方です
西吉人の出入りが多くにぎやかになる方位とされます
北中吉落ち着きの方位。暗くなりやすいので明るさが課題とされます
北西中吉風格のある方位。落ち着いた仕上げが合うとされます
北東小吉鬼門にあたる方位。清潔を保つことが前提とされます
南西小吉裏鬼門にあたる方位。こまめな掃除が前提とされます

風水書では、鬼門(北東)と裏鬼門(南西)の玄関は凶とされます。日和では、水回りと違って掃除をこまめにすれば整えやすい場所と考え、この 2 方位を「小吉」としています。たたきを拭く、靴を出しっぱなしにしない、といった賃貸でもできる対策が中心になります。

水回りは方位と家の中心のどこを見る?

トイレ・浴室・キッチンは、風水で気を乱しやすいとされる場所です。方位によって見方が大きく変わります。日和の判定基準では次のとおりです。

方位トイレ浴室キッチン
北凶凶小吉
北東凶凶凶
東中吉吉吉
南東中吉大吉大吉
南凶小吉小吉
南西凶凶凶
西凶凶小吉
北西中吉小吉小吉

この表で特に覚えておきたいのは、北東(表鬼門)と南西(裏鬼門)です。この 2 方位は、風水で気が不安定になるとされ、水回りと火の気(コンロ)を厳しく見ます。日和は、鬼門の線に掛かるかどうかではなく、北東・南西という方位にあるかどうかで評価します。

なお風水書では、トイレと浴室はどの方位でも吉相にはならないとされます。表の中吉・吉は、部屋どうしを比べるための日和の採点です。

もう 1 つ、方位に関係なく見るのが「家の中心」です。風水では、家の中心に水回りや火の気があるのは避けたい配置とされます。日和では、家の中心(半径 90cm の円)に玄関・水回り(シンク・浴槽・便器)・コンロがかかると、方位に関係なく最も低い評価にしています。

どちらも、入居後に直せません。換気や掃除、蓋を閉めるといった対策はできますが、配置そのものは変えられないため、部屋探しの段階で確かめておくと安心です。

寝室は入居後にどこまで整えられる?

寝室は、日和の方位の評価対象ではありません。ベッドの置き方や寝具の色など、入居後に変えられる要素が主になるためです。

一般に風水では、次のような整え方がよく挙げられます。

  • ベッドの頭を、ドアから一直線に見えない位置にする
  • 寝室にはものを増やさず、枕元をすっきりさせる
  • 照明は明るすぎない暖色にする
  • 換気をして、湿気をこもらせない

どれも、家具の配置と日々の手入れで試せることです。間取りを決める段階で寝室の方位に悩みすぎるより、玄関と水回りを優先して見たほうが、選択肢を絞りやすくなります。

間取り図で確かめるにはどう進める?

間取り図があれば、次の 4 ステップで確かめられます。

  1. 北を確かめる:図面の N 記号を探します。調べ方は間取り図の北の調べ方の記事で詳しく扱います
  2. 家の中心を決める:外壁の輪郭のおよその真ん中に、印を付けます
  3. 8 方位に分ける:中心から見て、東西南北は各 30°、北東・南東・南西・北西は各 60° の扇形に分けます
  4. 部屋を当てはめる:玄関・トイレ・浴室・キッチンがどの扇形にあるかを、上の表と照らします

手で線を引くと手間がかかります。日和は、間取り図 1 枚と北の向きから、中心と 8 方位を出して部屋ごとに見ます。使い方は使い方ガイドにまとめています。診断の流れは診断の手順でも確かめられます。

まとめ:先に玄関と水回り、寝室は入居後に

賃貸の風水は、間取りが変えられない分、順番が大切です。先に玄関の方位と、水回りの方位・家の中心との関係を確かめます。寝室は、ベッドの置き方など入居後に整えられるので、あとで考えれば十分です。

候補の物件が複数あるときは、玄関と水回りだけでも見比べると、絞り込みの軸になります。

本記事は風水の考え方を紹介するもので、住まいの運気や効果を保証するものではありません。

よくある質問

賃貸で鬼門に水回りがあったら、避けるべきですか。
風水では、北東・南西の水回りは特に注意が必要とされ、日和の判定でも厳しく見ます。ただし、換気・掃除・蓋を閉めるなど、賃貸でもできる対策が挙げられています。気になる場合は、ほかの方位の物件と見比べて、納得できるほうを選ぶのが現実的です。
間取り図に北の記号がないときは、どうすればいいですか。
バルコニーの向きから推定するのが手がかりになります。バルコニーは南向きが多いため、バルコニーの反対側を北と見ます。ただし、例外もあります。不動産会社への確認や、内見での方位磁石の確認で、確かめるのが確実です。
寝室の方位は、まったく見なくていいですか。
日和は寝室を方位の評価対象にしていません。寝室は、ベッドの置き方や寝具の色など、入居後に変えられる要素が主になるためです。もちろん気にして見る分には構いませんが、玄関と水回りに比べると、優先度は下がると考えてください。